2017年10月27日
とあるお客様とお話ししていたときのこと・・・
議員たるもの、国の行方を託された極めて重要な仕事をするんだから、相応の素養・見識をもっていて欲しいっていうハナシでした。
議員になろうかという人たちは、適性も考えもなにも国民からスクリーニングされることなく、周囲が担いだら
その神輿にのって立候補。
周囲はその議員になろうかという人の資質がどうかとかじゃなくて別の部分に価値を見出して、神輿を担ぐ。
そういうこと自体が全く間違っているという・・・そんなお話しも。
国家を背負い、国家のために、国益と平和と国民生活向上・安定のために汗を流す【国士】であって欲しい。
国会議員は国を見た大局的な仕事をするのであって、地元の利益誘導などがその職責ではない。
地元のことは、市議や県議の人たちの仕事・・じゃないですかね。
そう思うワケです。
それがどうでしょう。
・選挙に出ようとするとカネがかかりすぎる
・しがらみ しがらみ しがらみ 利権 利権 利権 ・・・ 利害関係が混沌としすぎている
・選挙制度の歪みのせいで、得票数と当選落選がバランスしていない
議員になろうという人たちなのに 国のために働くという意識あるの?!
という低品質な人達が少なくないような気が・・・します。
見ていられないのになると、政策に対する立場すら正反対にコロコロ変わる。
どんな国家感を持ってるの?
国がやるのは、国防・教育・外交・大局的な経済・国土管理・法制度・・・など、大局的視座に立ってやらなきゃいけないことばかり。
極めて重要な職責があるはず。
ワタシ、思うんですけど・・・
立候補しようとするからには、そうした国家運営を担うだけの素養があるか国家感を普段からどんどん開示してから立候補してほしいと感じます。
この国の歴史・現在・未来をどのようにとらえていて、どうしたいのか。そういうことを候補者自身の声でリアルトークでネットにたくさん流して欲しい。だれかの受け売りじゃなく、自身の国家感を生の声で発信してほしい。
候補者同士で、政策に関するディベートをどんどんやって、考えの深浅を見たい。
そうした活動を大手ポータルサイトはもっと取り上げて、国民の目にふれるようにしてもらいたい。
選挙時だけでなく、平時もNHKとか非営利で公開ディベートを常にやってほしい。
くだらん芸人がヒナ檀に座ってガハハワハハだけやってCM超コマ切ればかりのTVなんぞいらんわ。
ま、バラエティがゼロじゃつまらんけど。 ニッポンて天下泰平だね。ほんと。
次の選挙に出たい新人候補は、ネットでどんどん自身の国家感を情報発信してほしい。
自分こそ議員にふさわしいと思う人は、どんどん発信するはず。
そうすると有権者の目にも触れるし、資質や見識を垣間見ることができる。
そうすることで一般国民も、この国をどうしていきたいかという考えを自問できる機会にもなるし、いろいろな考えを吸収できる。
いまは新聞をとらず、スマホのヤフーニュース見たりする人も多くなっているとのこと。
なら、ヤフーなどはその社会的公共性を自覚し、利益活動ばかりでなく、そうした非営利部門の情報発信にも力をいれて、国民の政治参加意識を醸成する一助になってほしいなぁ とも感じます。
昔の人が苦労して頑張って、今の参政権・一票の権利があるわけですから。
国民みんなが 【この国をどうしたいのか】 を考えることが日常っていう状態が望ましいですね。
そうしたなか、議員側との身近な双方向コミュニティのような環境があれば、意識は社会全体で高まるかも。
議員になろうという人の中には、あまりにも素人的・近視眼的・非現実的、無知な人がいて辟易します。
「これから勉強しまーす」とか、聞きたくないものです。