経営とは、常に最悪の事態を想定し、先に手を打っておくもの。

個人の生活においても、最悪の事態は想定しておくべきです。
漫然と今を過ごしていたら、きっと後悔しますよ。




【現状】
・働く人の人数が減少して、年金保険料を納付する人が減る
・これから年金を受け取る人がグッと増加
・以前は60歳定年 今は65歳定年 そして・・・
・2人の現役勤労者が1人の引退した人を支える構造 そして・・・
・現役世代が納付した年金保険料は、現在の年金受給者に渡されている


こういう現状があるので、お国としては・・・
・65歳といわずに70歳、いや75歳まで働かない?
・長寿社会になってきたんだから、これからは75歳からセカンドライフしない?
・年金制度がアレだから、自分で積み立てて自分年金でやってもらわない?

っていう思惑の様子。
なので
・自分でやる積立 iDeCo で自己責任完結してね・・・とか
(裏を返すと、今の年金制度は・・・)

・なんやら学会が セカンドライフってのは、「75歳からだよね」とか提言 
(裏を返すと、年金支給開始年齢は・・・)

・働き方改革だ〜 1億総活躍だ〜  と、国民皆生涯現役だ!との風潮を推進 
(裏を返すと、働き手人口を維持するためには・・・)


いろいろ国民にメッセージ出してきていますネ。
国民としては、国の現状とおかみからのメッセージを自分なりに理解して、これからに備えなければなりませぬ。


いろいろ国が政策をこねくりまわしても、この国の国民は黒船の時代(※注)から目の前に切羽詰った事態が生じないと、危機意識をあらわにしない平和〜な感覚があるようなふうなので、果たして・・・

※注
いやでござんす ペリーさん

最悪の状況想定としては・・・
・老後に備えてたいして準備していない
・国際的な価値が相対的に下落?!の円資産しか有していない
・転売見込みが薄くなった不動産しかない それどころか維持管理コストがグッとのしかかる
・年金支給開始年齢引き上げ決定に苦悩 支給開始まで持ちこたえられるか
なんて人も出てくるのではないか・・・と予想。

となると、【1億総緊縮生計】なんて時代に。そうならぬことを願うが。
超便利すぎた平成の時代を反省し、かなり不便でもその状況を受け入れる社会になる・・・かも。
社会全体がスローダウンしていく感じでしょうか。



ま、最悪の事態を想定するのはブルーになりますが・・・
いまから備えておくと【時間】を味方にできますよ!