中長期プロジェクトの進行にどっぷりハマっているときは、そのプロジェクトの完遂のためにあれやこれやと日夜考えて過ごしつつ、関係者が集まる集合場所に向かう。

いざ集まると、あーだこーだとやりあいながらゴールに向かって突き進む。

そのときの心身がどうだなんて考えるなんてことはない。

ただただタスクをこなし、プロジェクトを成功させるためにあらゆる観点から行動する。

プロジェクト担当中のビジネスパーソンなんてみんなそんなもんだ。





で。



その中長期プロジェクトが無事に終わって、何もまだ次のプロジェクトが始まっていないときに、いつもの関係者が集まる集合場所に向かったとき。



電車を降りて川沿いに伸びる街路樹が整備されたいつもの道。気のせいか夏なのに木漏れ日すら心地いい。

橋を渡るとき、キラキラと日の光を浴びてサラサラ流れる川や遠くに見える山々、可愛い形をした飛び石で遊ぶ子供たちなどを清々しい気持ちでゆっくり眺める余裕すらある。

夏だから決して涼しい風ではなくやや生温かい風が頬を伝って抜けていくが、それすら不快な気分にはならない。



なんて足取りが軽いんだ!!



集合場所に向かう同じ道を歩いているはずなのに、全く心身の状態が違うことに気づいた。

数カ月前、まだプロジェクト担当のプの字すらなかった頃、この道を歩き始めたころに近い感覚。





えっ?!

何もないとこんなに心身って軽やかになるの?!



そう、プロジェクト進行中の心身と、プロジェクト終了後の心身との間にはこんなにも大きな違いがあったのかと初めて理解した次第。



そうか、常にスマホに気を配って何か連絡がないか、何か対処しなければならないことないか・・・と張り詰めることもないんだ!



その落差に非常に驚く。

一体いままで無意識のうちにどれだけ心身にいろいろ影響があったのだろうか・・・などとふと我に返ったり。



・オベンキョーをするために月曜日の朝に学校に行くとき

・夏休み中に友人に会うために登校日に学校に行くとき



同じように登校していても、まったく心身の状況が違うわけだがアレと同じようなもんか(汗)



プロジェクトに取り組むすべてのビジネスパーソンの皆様方の幸多からんことを!