2017年11月18日
この仕事をやって20年超。
沢山の相続案件などを通じて、さまざまな人生模様を垣間見てまいりました。
この国は資本主義経済で自由があり、無理無体なことをしなければ行動に制限なし。
さて、どうやって幸福追求しようか・・・
と人生を考えるワケです。
・受け継いだ資産をしっかり守ることを主眼にする
・新たなビジネスを起こして資産運用のタネ銭を造ったあと、どう増やすかを考える
・現在の資産構成を買い換えなどを使ってポートフォリオを変化させてみる
いろいろな視点がありますよね、人生のステージによって。
相続の際は、お亡くなりになった方のそうしたいろいろな思いを感じ取ることが多くあります。
相続人の方々の思いと、財産を遺した方との思いの架け橋。
私の思う税理士の仕事には、そういう部分も大変重要ではないかと思いますネ。
相続業務は場数とセンス。
デジタルに数字だけを見て事務的に処理するのとは対極。
この業界に入ったころから相続贈与資産関係の税務にずっと注力してきましたので、このこと
は肌身にしみています。
知識があるということと、その知識を効果的にアウトプットして成果を得るということは別物。
相続案件はそういう面が強く出る業務分野です。
私の場合、教科書には載っていないレベルの超超実務的な種々の実務処理をこなしつつ、
いろいろなテクニック・知識を駆使して相続税納付額を減らしていくという側面のほかに、そういう
ハートの部分も大事にするのがモットーです。
だから「相続税申告、全国対応します〜」なんてことはHPには書けません。(苦笑)